top of page

I町 交流促進施設

I01.png

​​プロポーザルコンペ参加案

海に面し、舟屋がある伝統的建造物群の保存地区内にある旧家を改修し、地域の交流促進施設として計画し、観光振興にも役立てる計画である。

江戸時代に作られた建物であり、地域特有の建物構成である平面構成や窓配置をそのまま活かし、内外観ともに旧家の形態や間仕切りは残した。その上で、土間の一部と増築した建屋の部分を改修し、厨房やトイレなどを計画した。一見、改修により手を加えていない仕上がりであるが、柱型がバラバラに動かない、脚固め・根がらみ補強など構造特性を理解した耐震補強計画を提案している。

開放的な空間を維持する事で、内外一体的な空間を実現し、部屋から庭を愛でる楽しみを実現している。広間を畳から板間に変更し、テーブルスタイルの食事スペースに変更するなど、現代のライフスタイルに合わせた活用方法も提案した。

​この施設が『まちの晴れ舞台』として、地域の交流の場として利用される事を考え計画した。

C町 図書館計画: 最新プロジェクト
C町 図書館計画: ギャラリー
bottom of page